帯状疱疹ワクチン
帯状疱疹ワクチンについて
帯状疱疹の予防には、50歳以上の方を対象としたワクチンがあります。
ワクチンは帯状疱疹を完全に予防するものではありませんが、たとえ発症しても症状が軽く済んだり、神経痛が残りにくいというデータがあります。現在帯状疱疹ワクチンには以下2種類があります。
- 1回の接種で済みます。
- 帯状疱疹の発症予防効果は50%程度で、帯状疱疹後神経痛の発症1/3程度に抑えると言われています。
効果は5年程度で減弱するため、追加接種が必要になることがあります。 - 生ワクチン(毒性を弱めたウイルスを使用)のため、免疫抑制状態にある人(抗がん剤治療中やステロイドなど免疫抑制剤を使用中など)は接種できません。
組換えワクチン「シングリックス」 1回目21,000円 2回目19,500円 合計40,500円
- 2か月間隔で2回接種が必要です。
- 帯状疱疹と帯状疱疹後神経痛の予防効果が90%以上と高く効果の持続期間も長い(9年以上)とされています。
- 不活化ワクチンのため、抗がん剤治療中やステロイドなどの免疫抑制剤使用中の方でも接種が可能です。
- 接種部の痛み等の副反応がやや多いと言われています。
【65歳以上】高齢者帯状疱疹ワクチンの定期接種について
●対象年齢
令和7年度に65、70、75、80、85、90、95、100、101歳以上になる方
※令和7〜11年度は65、70、75、80、85、90、95、100歳の誕生日を迎える方が対象
※101歳以上の方は令和7年度のみ対象となります
●接種回数
生ワクチン(水痘) | 組換えワクチン「シングリックス」 | |
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回数 | 1回 | 2回 ※2か月あけて |
●料金(税込)
生ワクチン(水痘) | 組換えワクチン「シングリックス」 | |
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一般 | 4,500円 | 10,800円/回 |
免除対象者※ | 無料 | 無料 |
※免除対象者:生活保護世帯の方・市民税非課税世帯の方(世帯全員が非課税の場合のみ)
●ご持参頂くもの
- マイナンバーカード・有効期限内の保険証・資格確認証のいずれか身分証明書
- お薬手帳(現在お薬を飲まれている方)
-
免除対象者の方は所定の証明書類をいずれかひとつ提出いただくと接種料金が免除されます
- 生活保護受給証明証
- 保護変更決定通知書
- 介護保険納入通知書
※2枚目の保険料段階が第1〜3段階の方 - 後期高齢者健診受診券
※自己負担額が0円の方 - 後期高齢者医療限度額適用・標準負担額減額認定証(現在有効であるもののみ)
- 限度額の区分が記載された資格確認書
いずれも新規・再発行は出来ないとのこと。
紛失や該当しない・証明書類が無い場合は世帯全員分(高校生以下の世帯員を除く)の市・道民税・森林環境税に係る「課税証明書」を市税事務所・区役所・市役所本庁舎2Fの税の窓口にて交付を受けて下さい。
※高齢者帯状疱疹ワクチン接種のために上記窓口で交付する場合は手数料無料です。